こんにちは、不凍港です。
自由をつかむために日々勉強中です。
投資を始めるにあたって、「初心者は手を出しにくい」、「どれに投資すればいいのかわからない」、「損をするかもしれない」と思われている方も多いのではないかと思います。
そのような方には投資信託をおすすめします。
理由はほったらかしで運用成果が出るからです。
私も2018年からつみたてNISAで全米インデックス(アメリカ株の投資信託)をコツコツ積み立てています。
※2020年2月24日現在
いわゆる長期投資とドルコスト平均法の組み合わせなので安定した利回りを上げることができています。
今回は、投資信託のメリットやおすすめの投資信託ファンドを紹介していきます。
投資信託
投資信託のメリット
・分散投資をしている
・ほったらかしで運用できる
・手数料が安い
他にもメリットはありますが、主なメリットは上記の4つになります。
①少額から始めることができる
個別株(普通の株式)を購入する場合、10万円の初期費用がかかることもありますが、投資信託だと少額からスタートできるので敷居が低いです。
②分散投資をしている
「卵は一つのカゴに盛るな」という格言があります。
すべての卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合はすべての卵が割れてしまうかもしれません。
しかし、複数のカゴに分けて卵を盛ると、そのうちの一つのカゴを落として卵を割ったとしても他の卵は無事です。
つまり、「一つの商品に投資するのではなく、複数の商品に投資してリスクを分散せよ」という教えです。
投資信託は商品、時間、地域、通貨を分散して投資しています。
商品の分散投資
例えば株式でも様々な業種、銘柄に投資されています。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を例に見てみましょう。
上位10業種 | 比率 |
ソフトウェア・サービス | 12.6% |
メディア・娯楽 | 7.9% |
医薬品・バイオテクノ・ライフ | 7.0% |
テクノロジー・ハードウェア・機器 | 6.5% |
資本財 | 6.1% |
ヘルスケア機器・サービス | 6.1% |
小売 | 5.8% |
銀行 | 5.0% |
各種金融 | 4.8% |
半導体・半導体製造装置 | 4.0% |
上位10銘柄 | 業種 | 比率 |
APPLE INC |
テクノロジ・ハードウェア・機器 |
4.7% |
MICROSOFT CORP |
ソフトウェア・サービス |
4.6% |
AMAZON.COM INC |
小売 |
2.7% |
FACEBOOK INC-CLASS A |
メディア・娯楽 |
1.8% |
BERKSHIRE HATHAWAY INC-CL B |
各種金融 |
1.6% |
ALPHABET INC-CL A |
メディア・娯楽 |
1. 5% |
ALPHABET INC-CL C |
メディア・娯楽 |
1.5% |
JPMORGAN CHASE & CO |
銀行 |
1.5% |
JOHNSON & JOHNSON |
医薬品・バイオテクノ・ライフ |
1.4% |
VISA INC-CLASS A SHARES |
ソフトウェア・サービス |
1.2% |
引用:三菱UFJ国際投信
様々な業種、銘柄に分散して投資していることがわかります。
このように分散することで、一つの会社が倒産したとしても他の会社でカバーすることができます。
時間の分散投資
一度にまとめて購入すると高値掴みをしてしまう可能性がありますが、複数回にわけて購入することで高値で購入するリスクを軽減することができます。
この時間を分散して投資する手法をドルコスト平均法を呼びます。
ドルコスト平均法についてはこちらの記事で解説しています>>>ドルコスト平均法とは?メリットとデメリットをわかりやすく解説
地域、通貨の分散投資
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を例に見てみましょう。
国・地域 | 比率 |
アメリカ | 55.0% |
日本 | 7.0% |
イギリス | 4.5% |
フランス | 3.1% |
カナダ | 2.9% |
スイス | 2.7% |
ドイツ | 2.4% |
ケイマン諸島 | 2.0% |
オーストラリア | 1.9% |
中国 | 1.3% |
このように地域を限定しないことで、為替変動などの経済的リスクや戦争など政治的リスクを軽減することができます。
ほったらかしで運用できる
個別株に投資する場合は私たちがデータ見て、どの銘柄を購入するかを決めなければいけませんよね。
しかし、投資信託の場合はプロが運用してくれるためその手間を省くことができます。
また、私たちが情報を集めにくい海外や新興国の分野もカバーしてくれているのもメリットの一つです。
手数料が安い
例えば、上記で紹介したeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は手数料(信託報酬)が0.0968%と破格の安さです。
基本的に、つみたてNISAに採用されている投資信託は手数料が安いのでおすすめです。
注意点として、銀行の商品は手数料が高いものが多いので投資信託はネット証券で購入するようにしましょう。
銀行の投資信託の手数料が高い理由はこちらの記事で解説しています。>>>【詐欺?】銀行の投資信託はおすすめできない?手数料が高い場合が多いです
おすすめの投資信託
いよいよおすすめの投資信託の紹介です。
下記の4つを目安に選出しました。
・手数料(信託報酬)が安いこと
・純資産が伸びていること
・つみたてNISAに対応していること
①eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
アメリカの代表的な指標であるS&P500を投資対象とした商品です。
S&P500とはアメリカ企業500社の株価を元に算出された指標です。
S&P500のチャートは以下の通りです。
チャートも安定して伸びており、さらに投資先の銘柄を分散しているので安定した利回りを期待できます。
投資の神様であるウォーレン・バフェットも、自身が亡くなった後の資産の9割をS&P500に投資せよと言うほどおすすめの投資先です。
信託報酬も0.0968%と破格の安さです。
「安定した利回りを出したい」という方におすすめの商品になります。
② 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
アメリカの株式を投資対象とした商品で、マイクロソフト、アマゾン、アップル、フェイスブックの超有名企業から、小型株まで約3600銘柄の株をカバーしています。
信託報酬も0.132%と低コストです。
私も実際に楽天VTIに投資をしており、安定した利回りを出せています。
関連記事>>>【25ヶ月実績】楽天全米株式インデックスファンド(楽天VTI)の利回り公開【評判】
「アメリカ全土に投資をしたい」、「安定した利回りを出したい」という方におすすめの商品になります。
③eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
この商品だけで全世界の株式に分散投資をすることができます。
信託報酬は0.1144%と低コストです。
「ローリスクで運用したい」、「分散投資をしたい」という方におすすめの商品になります。
まとめ
投資信託はコツコツ長期間続けることで資産を増やすことができます。
短期の上がり下がりで一喜一憂せずに、淡々と積み立てていきましょう!