こんにちは、不凍港です。
自由をつかむために日々勉強中です。
現在、つみたてNISAを利用してアメリカの投資信託に年間40万円を投資しています。
参考:【27ヶ月実績】楽天全米株式インデックスファンド(楽天VTI)の利回り公開【評判】
米国株に投資するに必ず覚えておきたいことは為替リスク(円高・円安)です。
この為替リスクを意識しないで投資をすると、本来儲かっていたのに損をする場合もあります。
本記事では以下の3つの詳細を深掘りしていきます。
・為替リスク(円高・円安)とは?
・為替リスクに影響される業種
・米国株を買うタイミング
為替リスク(円高・円安)
為替リスク(円高・円安)とは?
為替リスクとは、為替相場の変動によるリスクのことです。
まずは円高、円安について確認しておきましょう。
円高とは
円高とは、円の価値が高い状態です。
そのため、少ない金額で海外旅行や海外のものを買うことができます。
つまり、米国株を購入する際は円高の方がお得に購入することができます。
円安とは
円安とは、円の価値が低い状態です。
そのため、相対してドルの価値が高いことになります。
つまり、円安(ドル高)の時に米国株を売却するとお得になります。
為替リスクを考えないで購入するとどうなるか
例えば、ドル建てで購入した株が5%上昇したとしても、同時期に為替が5%以上円高の場合は含み損になります。
そのため、米国株を購入する際は為替レート(円高・円安)を確認してから購入しましょう。
為替リスクに影響される業種
ここで、為替リスクに影響される日本企業も確認しておきましょう。
円高の時は自動車産業など海外に輸出をしている企業が不利になります。
円の価値が高く相対的にドルが安くなるため、アメリカ人から見ると日本の製品が高くなるからです。
逆に、海外から商品を輸入している企業は有利になります。
円の価値が上がっているため、輸入企業は海外の製品を安く仕入れることができます。
円安の場合は円高の状況と逆で、輸出企業が有利、輸入企業が不利という状況になります。
米国株を買うタイミング
円高の時に米国株を買い、円安の時に米国株を売ると一番利益がでます。
しかし、円高のタイミングを計って株を購入するのは非常に困難ですよね。
また、欲しい米国株があるのにずっと円安が続くという場合もあると思います。
そこでおすすめなのが、「円高の時に一定の円をドルに替えておく」という方法です。
リーマンショックやコロナショックなどの金融危機を除けば、円高・円安はある程度サイクルがあることがわかります。
ここ数年のドル円チャートを鑑みると、100円〜110円を繰り返しています。
そのため、円高の100円辺りでまとまった円をドルに替え、欲しい株があれば買い、なければそのままドルで持っておくことが一番為替リスクを回避しやすい方法だと思います。
買った株を円に戻すのは、円安のサイクルまで待ちましょう。
円高の時に米国株を利確したい場合は、利確してそのままドルで持っておくことがおすすめです。
その後、円高が続くならばドルのままで運用するのもありだと思います。
まとめ
この手法を行う際は、あくまでも余剰資金で運用することがおすすめです。
円高の時に円をドルに替えても円高が続き、また円に戻すタイミングが長期間こない可能性があります。
しかし、リスクヘッジとしてドルを持っておくことはよいことなので、自分の資産とよく相談して投資をしましょう。