こんにちは、不凍港です。
自由をつかむために日々勉強中です。
新型コロナウイルスの影響により、ビデオ会議の需要が急速に高まっていますね。
テレワークでZoomを使っている方も多いのではないでしょうか。
ビデオ会議のユーザーが増えると当時に、ビデオ会議のサービスを提供している企業の株価も急騰しています。
今回は、テレビ会議銘柄のアメリカ株に注目し、考察していきます。
ビデオ会議(テレビ会議)のアメリカ株の銘柄をまとめ
ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ
(2020年6月6日現在)
ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは米国のソフトウェア開発企業。クラウドプラットフォームを使用したマルチデバイス対応のビデオ会議、音声会議、チャット、ウェブセミナーなどのビデオコミュニケーションサービスを企業向けに提供。独自のデータ圧縮技術により、モバイル回線でも安定したサービスの提供を実現。本社所在地はカリフォルニア州サン・ホゼ。
引用:YAHOOファイナンス
時価総額:34,784,750千ドル
PER: 2,306.67倍
PBR:69.43倍
コロナ禍で在宅勤務が増え、急速にユーザーが伸びた「Zoom」を提供している会社です。
4月には利用者が3億人に達し、2019年の12月から30倍も伸びたようです。
それにともない、2〜4月の売上高は前年度同期と比べ2.7倍の、約350億円に達しました。
しかし、ビデオ会議中に愉快犯が会議に侵入し、嫌がらせをする「ズーム爆弾」など、セキュリティの脆弱性が懸念されています。
スラック・テクノロジーズ
(2020年6月6日現在)
スラック・テクノロジーズは米国のIT企業。主に職場向けのビジネステクノロジー・ソフトウェアのプラットフォームを運営し、メッセージング、グループチャット、ウェブ上の音声通話などのアプリを提供する。企業内の業務に関わる人員、データ、ツールを集約し、チームワークやコラボにより業務生産性の向上を図る。本社所在地はカリフォルニア州サンフランシスコ。
引用:YAHOOファイナンス
時価総額:13,853,746千ドル
PBR:25.44倍
ビデオ会議においてZoomと同じく、アメリカ大手企業のスラック・テクノロジーズです。
3月末の利用者数が約1250万人で、順調に伸びています。
またスラックは、ビデオ会議システム分野においてアマゾン・ドット・コムと提携しました。
この提携は、アマゾンがクラウド部門のライバル企業であるマイクロソフトに対抗するためのようです。
現在、スラックは株価が下がっていますが、この提携がどのように株価に影響するかが注目です。
マイクロソフト
(2020年6月6日現在)
マイクロソフトは米国のソフトウエア大手。多様なコンピュータ向けにソフトウエアの開発、製造、ライセンス供与、サポートを展開。「ウィンドウズ」、サーバー、パソコン、OS、クライアントやサーバー環境向けアプリケーション、業務自動化・効率化アプリケーション、ソフトウエア開発ツールに加え、家庭用ビデオゲーム機器、タブレットを提供。本社はワシントン州。
引用:YAHOOファイナンス
時価総額:1,419,620,014千ドル
PER:36.63倍
PBR:13.98倍
コロナのマイナス影響を受けなかった数少ない企業です。
ビデオ会議サービスのTeamsを提供しています。
Teamsのアクティブユーザーは3月半ばから4月末までの1ヶ月半で7割増しの約7500万人に達したようです。
インターネット電話サービスで有名なスカイプもマイクロソフトが提供しています。
また、第三四半期決算では売上がおよそ306億ドルで、15%の増加となっています。
そして純利益はおよそ108億ドルであり、前年同期と比較して22%の増加となっているようです。
まとめ
上記の3つの銘柄以外にも、Meetを提供しているアルファベット(Google)などもあります。
コロナの影響で急速に発達したビデオ会議(テレワーク)ですが、移動しなくていいなど様々なメリットがあるので今後の需要もさらに高まる可能性がありそうです。