「投資を始めたいけど、覚えておくべき用語はあるのかな?」
こんにちは、不凍港です。
自由をつかむために日々勉強中です。
投資を投機(ギャンブル)にしないためには、知識を身につけることが必須です。
投資用語にはPERやPBR、ETFなど横文字がとても多く、こんがらがってしまいそうですが、絶対に覚えておきたい用語があります。
今回は、絶対に覚えておきたい投資用語を紹介していきます。
投資をする上で覚えておきたい投資用語6選【初心者向け】
インカムゲイン
インカムゲインとは、資産運用の際に、資産(株式、債券など)を保有することで得られる利益です。
株式は配当金、債券は利子、不動産は家賃収入がインカムゲインに当たります。
また、預金の利息もインカムゲインに入ります。
インカムゲインの最大のメリットは、安定して収入を得ることができることです。
インカムゲインで得た利益を再投資することで、複利の力でさらに資産を増やすこともできます。
インカムゲインを狙う注意点として、元本割れのリスクがあります。
例えば日本株では、東証1部に上場しており、かつ経営が安定している企業(高配当株)はそこまで株価の変動がないですが、逆に無名の高配当株は注意が必要です。
もちろんすべての中小企業の高配当株が危険とは言えませんが、基本的に株価の変動が大きい高配当株には手を出さないことが賢明です。
キャピタルゲイン
キャピタルゲインとは、保有している資産を売却することで、売買の差額分で得られる利益です。
株式や債券、コモディティなど、どれにも当てはまりますが、キャピタルゲインは「安く買って高く売る」ことで利益を得ることができます。
キャピタルゲインはインカムゲインよりも大きな利益を上げることができますが、その分リスクも高いです。
なので、キャピタルゲインを狙うなら長期のインデックス投資がおすすめです。
私もつみたてNISAで楽天VTI(全米インデックス)を積み立てており、安定した利回りを出せています。

ドルコスト平均法
ドルコスト平均法とは、定期的に一定額を同じ金融商品に投資し続ける手法です。
上記で紹介した長期のインデックス投資で利用されます。
相場が高いときには少なく、相場が低いときは多く口数を購入できるので、一括購入のリスクである高値掴みを避けることができます。
ドルコスト平均法の詳しい内容はこちらの記事で解説しています。

つみたてNISA
つみたてNISAとは、2018年から始まった少額投資非課税制度です。
非課税となる期間は20年間で、非課税投資枠は年間40万円まで利用できます。
長期・分散・積立投資なのでリスクが最小限に抑えられている点が魅力です。
また、つみたてNISAの対象の商品は、金融庁から認定された商品のみになるので、手数料を多く取られるなどの心配をする必要もありません。
つみたてNISA対象商品届出一覧
投資信託
投資信託とは、投資家から集めた資金を運用会社の専門家が株などに投資し、運用する商品です。
投資信託の最大のメリットは少額で分散投資ができることです。
例えば、つみたてNISAで人気の楽天VTIはGAFAなど様々なアメリカの大企業を株をカバーしています。
楽天VTI構成銘柄
なので、資産運用デビューしたい方は、まずリスクの少ない投資信託を少額で始めてみて知識をつけることがおすすめです。

注意点として、銀行で投資信託を購入することは絶対におすすめできません。
理由は、手数料がぼったくりレベルで高いからです。
詳しい内容はこちらで解説しているので是非一度目を通してみてください。

ETF
ETFは、投資信託とほぼ同じ性質で、異なる点は上場していることです。
上場をしているので、取引時間中は株式と同じように価格がリアルタイムで変動します。
ちなみに、投資信託は非上場なので、1日1回基準価格が算出されます。
「じゃあ投資信託とETFのどちらを購入すればいいの?」という疑問が浮かぶと思いますが、つみたてNISAを始めていない方は、つみたてNISAで投資信託を運用することをおすすめします。
つみたてNISAの枠を使い切っても資金が余るという方は、自分が投資したい商品に合わせて投資信託かETFを選ぶといいでしょう。
まとめ
他にも、PERやPBR、空売りなど様々な投資ワードがありますが、今回紹介したワードをまずは覚えて、そこから実践で少しづつ知識を増やしていきましょう。